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第8回:画像処理(2)空間フィルタリング |
- 今回の要点
- 注目画素および近傍の画素の階調値を用いて演算を行う
- エッジ・図形の強調処理:微分(差分)
- 線形微分フィルタ、Sobel、Laplacian
- 非線形差分フィルタ:Roberts、Forsen、レンジ
- 平滑化・ノイズ除去処理:積分
- 線形平滑化フィルタ
- 非線形平滑化フィルタ:最大・最小、median
- パターン抽出処理:特定方向を強調(係数1と-1の配置による)
- 画像外周部分の例外処理
- レポート課題2
- 画素ごとの濃淡変換
- 2-1 γ補正
- 2-2 曲線による階調変換(講義で擬似コードを示したもの以外、微分可能関数でなくても良い)
- 空間フィルタリング
- 2-3 メディアンフィルタ:ノイズ入り画像を作成しフィルタを適用すること
- 2-4 Laplacianフィルタ或はパターン抽出フィルタ
- 提出
課題を解いてレポート形式にまとめ、PDF形式の文書ファイルで mmip@takagi.inf.uec.ac.jp 宛に提出すること。PDFのファイル名は "UECアカウント名.pdf"(e.g. "a2310765.pdf"),メールの件名は「MMIP Report #2」とすること。 提出期限は2025年6月12日(木)23:59とする。レポート点は提出点(2点:0.5刻み)と内容点(4点:0.5点刻み)からなり、 提出が遅れた場合は遅れの週数に応じて提出点を減点する。
画像処理プログラムの画像処理の数値計算部は自分で書いてください。 Processingに対応する関数やライブラリが備わっているものもありますが、 レポートの眼目は処理の内容を理解し、自分でコーディングすることです。
レポート課題に用いる画像データは、 Lenna以外のSIDBAの画像(カラー、白黒は問わない)、あるいは 自分で撮影した画像などを用いること。